同じ重音でも3度と4度には響きの観点から全く異なるキャラクターを感じる。3度は二つの音が仲良く共鳴し合うので、基本的に下の音も上の音と同様に大切に捉え響かせると独特の落ち着いたというか、あるべきものが当然あるというような安定した響きになると思う。
それに反して4度は、あまり仲良くないというか、分離した響きに聴こえる。だから下の音は控えめにして対立を回避する方が美しいと思う。
そんなことを常々感じるのだが。