人はいろいろ。心配症な人もそうでない人もいますね。もしかしたら、病気になってしまうかもしれないと考えて不安になることは、よくあることです。さすがに、今日外出したら交通事故に遭うと考えてしまう人はいないとは思いますが。そもそも、明日死ぬかもしれないんですよ。それが一秒後かもしれない。それが現実ですね。それは誰にもわからない。確かに、先を見越して準備するという考えも正論です。いざという時のために。しかし、なんでもかんでも不安に考えていたら何もできませんね。心にも体にも悪いですよ。病気の心配ばかりして、何も手がつかず身体が宙に浮いたようになってしまい、逆に病気になっちゃいます。そんな時は想像してみてください。
絶対あり得ないのですが、口を中心に体全身がひっくり返すと想像してみる。つまりリバーシブルです!今の自分とは逆の自分になりませんか?自分の裏側が自分なんです!
と想像する癖のある私の頭はちょっとヤバいですが、おもしろいでしょう?
で、安心すればしめたものです!
実は演奏にも同じことが言えます。本番で失敗したらどうしよう?と思う人は多いですね。それもありますが、曲を弾いている時に、ある部分をひいてるのに、先のことを考えたらヤバいことになると思います。それは、ひいているその部分に集中できていないとも言えます。先のことはいいのですよ。今弾いているところに集中してください。
例えば、ある音が出てきた瞬間に音楽の流れが変わることがあります。その音がくる!くる!と思って弾くより、その音が来た瞬間に次の違う音楽の流れを考える。その方がなぜか自然な音楽になります。
個人的にはベートーヴェンを除いて、他の作曲家の場合のほとんど、その感覚で演奏します。その方が自由な即興性が生まれ、演奏が魅力的になりますよ。
先を考えない!そうなってしまったら、その時に考えればいい!という考えもできます。流れに身を任せる。委ねる。
ちょっと危険ではありますが、そのほうがおもしろかったりします。人生、そんなものだし、それでいいんです。