一般的と言っていいのか、もしかしたら語弊がありますが、例えばベートーヴェンをイメージした時に皆さんは何を想像しますか。
私は「じゃんじゃん」なんです!何かと申しますと和声の終止形です。
しょっちゅう「じゃんじゃん」とカデンツが来ますよね。
それが、何というか、よく言えば潔いというのか、悪くいえばくどい。
そんなに終止形なんていらないと思うこともあるのです。
これがワーグナーとかリヒャルト・シュトラウスになると、なかなか終止形はこない。
ここに私は魅力を感じます。めくるめく官能の世界のようで、非常に人間の精神が反映されていていいんです。それが苦手という方ももちろんいていいんです。でも、私は「じゃんじゃん」とこない方が好きなんですよ。作曲家がどんな思想を持ち何を表現したかったかを自分なりに蹴りをつけるごとく想像、考えることは犯人がなかなか判明しないエラリー・クイーンやアガサ・クリスティーのミステリーを読むようにワクワクしますね。そう言えば、学生時代、赤川次郎さんなんて流行ってましたよね。最近は何故かミステリーを読むことが少なくなってしまったのですが久しぶりに何か読んでみましょうかね。