一般的に音の最小単位は1音と思っている方は多いと思います。
しかし、私は音楽的にも技術的にも2音で最少単位と考えています。
それは同じ音色の音が2つ続くことはしないという大前提の上にあります。
必ず変化をつけるのが基本になります。(もちろん例外はありますが)
そういう発想で音楽、フレーズを捉えていくと、不思議なことに技術的にも弾きやすくなるのです。
例えていうならば、借りた借金はすぐ返していくということです。
1音弾くと、手の甲にほんの少しですが疲労感やこわばりを感じるはずです。
それが借金です。
で、2音目を弾くときに鍵盤に少々もたれます。
これで1音目とは違うタッチになりますね。
そのもたれることにより、借りた借金を返すことになるのです。
想像して行ってみてください。
おもしろいですね。