テクニカルてきに順次進行にできている曲とそうでない曲がある。例えば、今、私が皆に課題にしているシューベルトの即興曲 作品90-2はテクニカルてきに順次進行。そのような場合、純粋に指のことだけ考えながら弾くことができる。これに反して例えばバッハのパルティータ2番の1曲目などは、テクニカルてきに順次進行で書かれていない。その場合、指のことだけ考えていては手のひらが固まってしまうので、手首のことも同時に考えなくてはならない。先ずはテクニカルてきに順次進行の作品で、指のことに専念した方がタッチの基本を身に付ける上では有効であると思う。