気がついてみると、私が好きなピアニストや演奏は右脳を使っている。右脳で弾いている演奏には不思議なパワーが存在していると思う。その魅力は奇跡と言ってもいい。人間の持つ、もしかしたら科学では証明できない何かとてつもなく大切な何かが宿る。まさに至福の演奏。もちろん左脳で弾く演奏も世の中にはたくさんあるし、評価もされている。だから左脳で弾かれた演奏が好きな人もいるのだと思う。それはそれ。私とは好みが違うだけのことであって、それ以上でも以下でもない。なんとなく感じるのは右脳と倍音の関係。右脳で弾く人の方がもしかしたら倍音が豊かなのかもしれない。なんだか、そんな気がする。興味深い。