1149.歌い上げること歌い上げる感覚というものがある。そこには、ちょっとだけエネルギーが必要だと思う。不思議なことだが、音に響きが出てくると勝手に音自身が歌うようになる。何もしなくても歌うのだ。そこには、歌い上げるという意思は必要なくなる。その方が自然な歌の流れができるのだ。このことは特に古典派や古典的な感覚で弾くべき作品において必要なことだと思う。