昔、私はパリに留学したいと思ってフランス語を勉強していた。なぜならばフランスパンやクロワッサンが無性に好きだったから?
(ちなみにフランスパンは新宿小田急のトロワグロか帝国ホテルのガルガンチュア!
クロワッサンはダロワイヨ!でもセブンイレブンのもなかなか旨い!)
カフェ好きだったから?
なんて考えもなくはなかったが、真面目な話、芸術的な雰囲気にあこがれを持っていたこと、そしてワルシャワのショパンコンクールの入賞者を見ると、なぜかフランスかポーランドかロシア勢が多いと思ったからだ。しかし当時の共産圏に留学するつもりはなかったし、だったらパリか!と自然に思ったものだ。今から思えば、なんと単純な考えだったと思う。
このまま日本にいたらヤバいと実際に日本の音大に入ってみて感じた生意気な私だったのである。
そんな当時、信頼していた先生に自分の思いを話してみたら、先生曰く「パリは遊びに行くところで勉強しに行くところじゃないよ!ドイツ語圏にしなさい!」と言われ、その言葉で一瞬にしてパリ行きの考えを捨ててしまったのだ。
このことはちょっとしたエピソードの1つに過ぎないのだが、わたしは自分で言うのもなんだが、先生の言うことをすべて受け入れ素直に言うことをきいていた学生だった。試験の選曲から何から何までだったと思う。理由は先生を絶対的に信頼していたからに過ぎない。
今、私は先生という立場になったが、私の言うことをきかない生徒であふれかえっていると感じる。自分は生徒たちから信頼を得ていないのか?と思ってしまうのだが、どうやらそうではないらしい。そうではないにもかかわらず、言うことをきいてくれないね。
時代が違うのかなぁ???
ぶつぶつぶつ。。。