ロシア奏法です!と自ら口にしている日本人の演奏者はここ10年で随分と増えたが、いろいろだなぁと思う。
わたし自身もロシアピアニズムの教師、研究者として活動しているが、皆様が思うほど、実はロシア的でもないのかもしれないと思うようになった。
なにせ、一番大切に思う作曲家はモーツァルトとベートーヴェン、シューベルトなのだから。何度も言うようだが、いわゆるロシアオタクではない。
よく、いかにもロシア的だなと思う演奏を日本人でも聴くようになったが、わたしの好きなタイプの演奏、流派ではないと思うことが多い。
簡単に言うとレガートの概念の違いなのかもしれない。
ひと言でいうと、ファンタジーを感じさせる演奏が好きなのだ。