夏の1日は長い。
朝4時半には夜が明ける。
夜中に目が覚めてしまって
お気に入りのダージリンを淹れて
置き入りの本を読む。
BGMにはなぜかベートーヴェンの「ハンマークラーヴィア・ソナタ」。
読書灯の明かりと夜明けの明かりだけの時間は心落ち着く。
夜が明けない日はない。
毎日何があっても夜は明ける。
うっすらと紫色に染まった外の明かりは1日の始まりのお決まりの合図だ。
今日も新たな音楽との出会いがあるかもしれない。
今日も新たな感動を覚えるかもしれない。
誰にでも起こりうること。
誰にもひとしく夜が明け、ひとしく新しい1日が待っている。
そしてひとしく新たな音楽との日を迎える。