914.ビターベートーヴェンの作品110の第3楽章。言わずと知れた「哀歌」。深遠なる苦しみとも言える世界。究極の集中を強いられ続けた果ての歓びの解放感に満ちたクライマックスに爽快感さえ感じる。これは大人の世界だな。真の気高い香りの世界。例えるならばほろ苦いビターなチョコレート。エスプレッソと煙草の煙をくゆらせればなおいい。深い味わいの。