大人になってしまうと

つい忘れてしまうことってある。

 

ベートーヴェンの「皇帝」の第2楽章。

当たり前すぎて普段聴くこともなくなってしまった。

 

ふと思い出した。

初めて聴いたときのこと。

 

あまりの美しさに

あまりの切なさに

あまりの繊細さに

身がちぎれるほどの感動があった。

 

誰にでもそんな曲はあるはず。

 

小難しい曲を知った者が、ふと初心に帰るのは

たくさんおいしい食べ物を知った者が、ふとお茶漬けを食べることかもしれない

 

日曜日の昼下がり。

美味しいお茶でも淹れて、久しぶりに聴いてみよう。

 

 

 

 

 

 

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