日々思うこと。
50歳を過ぎると、芸術をする事の本質をしばしば考える。
世界中のコンクールの存在、演奏会の存在、教育現場である大学、マスコミ、CD会社などなどに対して違和感を感じる。
特に若い人達。
これは大人たちが作り上げた社会が悪いのだが、皆人生の成功、職業ピアニスト、大学教授などになりたくて練習しているのではないだろうか。
芸術をする事の本質を見失っている。
素晴らしい芸能人もいるとは思うが、まるで芸能人になりたくてピアノをやっているのか?と思ってしまう。
芸術をする喜び、芸術をする本質はそんなことではない。