芸術家に限ったことではないと思うが

少なくとも藝術に携わる者は、日々の生活すべてが大切。

何を考え、どう行動するか?

 

よく舞台に立つと華があるとかないとか人は言う。

その差は何か?

 

日々の生き方そのものなのだろう。

それが華があるかないかを決めてしまう。

 

日々、作品に対峙し、己の演奏に向き合う。

そしてできること、できないことがあったとしても

とにかく一心不乱に向き合う。

 

決められたときに舞台に立たなければいけない。

日々、己を崖っぷちにたたせる。

それが華につながる。

 

演奏者は舞台において聴衆を夢の世界にいざなわなければならない。

これほど至難なことはないだろう。

 

歌舞伎役者、坂東玉三郎氏の番組から多くのことを学んだような気がする。

氏は先のことを考えるより、とにかく明日のことだけ考え、日々精進しているそうだ。

そして気が付いてみると、初舞台から50年だそうだ。

ひたすら舞台と自宅を往復する日々。

ストイックなその姿勢に感動した。

 

 

 

 

 

 

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