基本のタッチ。

ロシアピアニズムでは、弾くというより置くという感覚で音を紡ぎ出す。

しかも、音に空気を含ませる方が音は飛んでいくと思う。

その際、物理的に良いとか美しいだけでは音楽には使える音にはならない。

そこには、主義、主張、哲学、品格が備わってなければならない。

奏者の生きているステージや思考、感受性、教養などの全てが丸裸になって聞こえてきてしまう。

大変興味深いことだ。