日本国内だけではなく広く世界を見渡しても、商業ベースに乗って売れているピアニストという存在がいる。
思うに、それは少なくとも職業ピアニストということができる。
しかし、イコール優れた芸術家とは限らない。
これが現実だと思う。
派手に活躍することと、芸術を探求することは根本的に異なることだと思う。
稀にその両者を備えているつわものはいると思うが、ほとんどの場合、そんな力量を持っていることと、売れて派手に活躍することができる人はいないように感じる。
ましてやロシアピアニズムの奏法を身に付けたいと願うものは多くなったが、商業ベースに乗った人間が、勉強と両立することは不可能だと思う。
物事には順番というものがある。
派手に活躍するためにコンクールを受けまくる前に、地道に勉強をしなければ絶対に手に入れられないことだと思う。