世界基準で考えたときに既にスタンダードでグローバルなテクニックの領域というものがある。

 

これは、それを知ったものしか、当然ながら知らない世界。

 

弾きやすさ、音楽の表現の可能性など、世界基準と日本基準は残念ながら未だ異なる。

 

世界の超一流のピアニストには、いわば企業秘密のような領域があると思う。

 

確かに、自分が長らく教わってきたことや、自分なりに研究してきたことに誇りを持つことができないとやっていけないのも事実。

 

でも、それがために自分の首を絞めているということもあると思う。

 

そんな私でさえ、この27年間、奏法を1から変えやっとここまでたどり着いたが

未だ確信は得ていないと模索している。いわば地動説的感覚のままでいたいと思う。

 

それは納得できることであれば表を裏に捉える気構えでいるということ。

 

そうでなければ人間進歩はしないと心得る。

 

私から言わせれば、多くのピアニストは天動説であり、地動説な考えに至っていないと言える。

 

 

 

 

 

 

 

 

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