この世に存在するものすべては宇宙につながる。
よってこの世に存在するものにはそれぞれに宇宙がある。
音楽もまたしかり。
どのような宇宙を感じ、表現するのか?
その作品のあるべき宇宙はどんな宇宙なのか?
そして、1音の中にもそれぞれ宇宙が存在する。
どのような宇宙の1音を出すべきか?
非常に根源的なことに目を向けなくてはならない。
演奏と言うものは要するに、そういうことなのだ。
生徒の1人が、最近宇宙そのものに興味があると言ってきた。
大いに結構。
宇宙に関することを知るのは良いことだ。
私も最近コーヒーや紅茶の宇宙を知りたくていくつか本を購入した。
それぞれの宇宙に興味を持つことは何か、その人の音楽に繋がるかもしれない。