先日、スクリャービンの小品のレッスンをしていて感じた。
スクリャービンの精神世界を理屈ではなく、また知識ではなく感じた。
終わりのない宇宙の果てまで伸びてゆく響き。
それは「心の中の宇宙」。
物理的には音は消えるが、最後の音が永遠に響いていくような感覚。
それは「永遠の魂」と呼べるかもしれない。
スクリャービンの響きは、まさに肌に感じる空気の振動。
豊かに広がる色とりどりの倍音の世界。
ロシアピアニズムが生んだ奇跡の世界。
スクリャービンの感覚、思考、感性を、身近なものとして感じることができて心から嬉しい。