実はゴールドの18金ではなく、エロスの18禁の話。
酸いも甘いも知っているであろう大人の男子生徒がシューマンのパピヨンを持ってきた。
演奏もさることながら、作品自体に至る所にエロスが存在すると思ってしまったら
真面目に聴いているのだが、可笑しくて可笑しくてついには大笑いしてしまった。
パピヨンを子供が弾くことは多々あると思うが、内容からしてヤバいような気がしてきた。
なぜパピヨンからエロスを感じたのかは我ながら不明であるが、改めてシューマンの個人的な精神世界、しかも見てはいけない世界を見てしまったような気がしてしまった。
余談だが、文献によると驚くことにシューマンは愛妻クララと愛を交わした日を必ず手帳に書いていたようだ。
真面目な話、芸術にエロスは存在しているものである。