答えを先に申しましょう。

それは、1にも2にもベートーヴェンです!

 

私は、ベートーヴェンの楽譜を読む感覚で他の作曲家の楽譜を読むことを無意識のうちに行っています。ベートーヴェンの確固たる音楽を中心軸にし、その感覚を基盤として他の作曲家の楽譜を読むときに、その中心からどの程度はずれるのか?という感覚です。

 

このことは、歳とともに行えるようになったわけではなく、既に20代のころから行っていたことで、現在教える立場になってみて、生徒たちの演奏を聴いていて感じるのは、ベートーヴェンの感覚が基盤にあるかないかで、演奏の説得力が違うように思います。

 

その感覚を養うにはどうすればよいのか?

 

私自身が行ってきたのは、まずはベートーヴェンの作品をたくさん読んで弾くことです。

 

次に、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲をスコアを見ながら、たくさん聴くことです。

 

それを行うことにより、ほとんどの作品の楽譜が、ベートーヴェン以外も同様に4声体に感じられるようになることと、その4声体がそれぞれ独立した楽器であり、それぞれの楽器を合奏させるという客観的な感覚が養われると思います。

 

対極にあると思われるショパンを弾く際にも、このベートーヴェンを中心軸にする感覚を大切にしています。

 

ベートーヴェンの音楽を考えてみると、そこには一切の隙がない確固たる意志が存在する音楽であるという事です。プロアマ問わず、皆さんにぜひ実践していただきたいことです。それにより、あなたの演奏に何か新しい感覚が芽生え、その演奏の説得力が増すことになると思います。



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