これからお伝えすることは、日本画家の千住博氏の言葉でもありますが、私自身も氏の考えを知るうちに全く同感であると思いました。
芸術とは、イマジネーションでありコミュニケーションであるということ。
まずはイマジネーション豊かでなくては、良い演奏につながることはありませんね。
そのイマジネーションを豊かにするために、日々の行いは非常に大切です。
次にコミュニケーションです。
ピアニストは演奏行為で、聴衆とコミュニケーションをとるわけです。
しかし、残念ながら、コミュニケーションが取れていない演奏が世の中に溢れているように感じます。
そのようなことは、残念ながら音大では教えてくれもしないですし、むしろそれとは真逆な演奏を要求されてしまっているのではないか?と感じてしまうほど、学生の演奏からはコミュニケーションの「コ」の字も感じられないことが多いように感じます。
独りよがりで一方通行な演奏です。
コミュニケーションが成立する良い演奏とはどんな演奏でしょうか?
それは、まずあなたの普段の生き様から省みることをお勧めします。
あなたは、あなた自身の回りの大切な人たちに心を閉ざしていませんか?
愛情をもって、その人とコミュニケーションを取ることができていますか?
その人との間に嘘偽りはありませんか?
私は、常日頃、相手に対して喜んでもらえるように発言、行動をすることを心がけています。決して媚びるのとは違います。そこには愛情が土台にあり、すべての人に対しては不可能ですが、多くの人に喜んでほしいと心がけ生きていると言うことができます。その気持ちで人々と何かを分かち合いコミュニケーションをしています。
コミュニケーションなくては社会も成り立たず、広くは世界平和にもつながるのです。ですから、芸術というのは、特殊な分野ではなく、社会と密接にかかわっていますし、社会そのものなのかもしれません。
千住博氏も仰っておりますが、世の中のほとんどの行いが芸術と言っても過言ではないのです。
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