ここに掲載させていただいたのは、リヒャルト・シュトラウスのオペラ「ばらの騎士」の最後の三重唱です。 何と美しい作品でしょうか!!!   1つのフレーズをどうイメージするか?という事を考えたときに、私は、基本は声楽的発想でイメージすることが多いと思います。   もちろん場合によりけりですが、器楽的発想をイメージする場合もありますが、その多くは声楽的発想です。   このことはロシアのピアニズムの基本でもあり、ピアノに限らず、どの楽器においても声楽的に歌わせることを大切に考えています。   私は幸運なことに、声楽を広く浅くではありますが、楽しめる人間で良かったと心から思います。中でもジェシー・ノーマン、エディタ・グルベローヴァ、チェチーリア・バルトリ、ナタリー・デセイ、白井光子、などを好んで聴いております。中でも、大学時代に初めて生で聴き、楽屋口に押しかけサインまでいただいたアグネス・バルツァの歌声は忘れることができません。   思うに、声楽的発想が感覚的にある演奏とない演奏があるような気がします。   声楽的発想がその人の中に染みついていないピアノ演奏は、どこか機械的になりがちで、ロマンティックではないような気がします。   音そのものがロマンティックに歌わなくては、フレーズも歌い上げることはできないと思います。   改めて、声楽を聴くことの重要性を知っていただきたく思います。


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