最近、私は「美」というものについていろいろ考えています。「美」の定義は考え方により人それぞれだと思います。今現在、私は私の中での「美」というものが何であるのか?に対して、残念ながら、はっきりと申し上げる段階に来てはおりません。

 

ただ1つ思うのは、「美」を求める心は大切であり、誰しもが本当は求めているだろうに、残念ながら、無意識のうちに求めるという事を忘れてしまうほど感覚的なことだと思います。

 

皆さんがピアノを弾く時の意識の中に、「美」を求めるという意識が存在しますか?

 

それは作品の持っている普遍的であり奇跡ともいえる美しさを弾き出すことであり、また、現代のほぼ完成されたといっても良いピアノという楽器の性能を十二分に弾き出すことであり、それがすなわち「美」を求めることだと思うのです。

 

ピアノを弾くことが、「美」を求めるよりも、それ以外のもっと低俗な意識の下、演奏されているとすれば残念なことです。

 

気のせいではなく、世界中の学生の演奏に、「美」を求める意識が希薄であることを感じてしまうのです。

 

日本を含め、世界中の教育現場で、教師が生徒に対して「美」を求めることであるという意識でレッスンが行われているのでしょうか?

 

このことがレッスンにおいて、底流になければならないということを、実は私自身にも戒めているのです。






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