最近、絵画や写真にはまってしまっているのですが、そこにはあえて分けるならば、具象的な作品と抽象的な作品に分かれると思います。
私の感受性は、年齢的なことゆえか、それとも性格的なことゆえか、具象的な作品に対する美というものも認めますが、私自身の心に正直に問うてみたところ、抽象的な作品に惹かれるのです。
思うに、音より響きの方が、より抽象的な世界だと思うのですが、響きを重視した演奏が好みだからかもしれません。
意地悪く言えば、具象的なものの方が理解しやすく一般受け知るように感じてしまいます。
これは、私が芸術家だからというおごりからくる気持ではなく、ただ単に響きという抽象的な世界を重視して演奏を聴き、指導しているから生じた好みであって、それ以上の何物でもありません。
ただ、この観念は、日本のピアノの世界では少数派であると感じます。いや、世界的に見渡しても少数派でしょう。
私は、私の精神世界を追い続けてきた結果の趣向でありますが、日本だけではなく世界においても、同じような価値観の方が少なからず存在することに喜びを持っております。
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