今日のレッスンでは、私の秘技なるタッチを教えて、生徒たちが盛り上がっていました。

 

文章で説明するのは限界があり、またそのタッチで出てくる特有の響き、「銀色の響き」とでも申しましょうか。その響きを求めなければ、手や身体の使い方だけを真似ても不可能な領域です。またスクリャービンを弾く時には絶対に必要な響きであり、逆にベートーヴェンやラフマニノフではあまり使わないタッチのような気がします。

 

簡単に申しますと、指先と鍵盤の接点が重要になります。

 

指先の肉と爪の間の1点にエネルギーを集中させ、鍵盤の浅いところを捉えるのですが、それには前腕の下の筋肉や腱の強さが必然的に必要で、このタッチばかりやっていると腕を痛める危険もあり、実際に読者の皆さんが行うことはお勧めしません。

 

このタッチを多用しているピアニストで思い浮かべることが出来るのは、ソコロフ、プレトニョフ、ニコラーエワあたりでしょうか。アンドレイ・ガヴリーロフなどは、このタッチですべての音を弾き切ってしまうように感じます。

 

それにしても、今日の生徒たちの喜んではしゃいでる姿を見ていると、私の方まで嬉しくなってしまいました。






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