このことは私からしてみると信じられないのですが、ピアノを志す人の中に、自分の弾く曲や弾いた曲の楽譜しか持っていない、CDも持っていない、すなわち、曲すらも知らないという人がいることです。
芸術家は、音楽の世界のみならず、芸術というのは広く視野を持たなければならないのが必然であり、その人そのものを表現するのです。その人そのものが魅力的で感受性鋭く、深い洞察力があり、広い知識を持つ努力を続けなければ、ピアノばかり練習していてもダメなのです。
そうでない人に、このことを説明しても多分、残念ながら心に響くことはないと思います。私の学生時代を思い出しても、周りを見渡すとそのような人が結構いましたし、私自身、そのような人の演奏に魅力を感じたことはなく、結果として、そのような人たちは、今どこで何をしているのかわからないのが現状です。
にほんブログ村