昨日、拙宅にてマキシム・モギレフスキー先生のマスタークラスが行われました。

私はこの約20年間、あることを思い続けながら教師をしてきました。

演奏には様々の大切な要素がありますが、私が1番大切に考えていることは、響きの豊かさです。どんなにその音楽的アイディアが素晴らしくとも、美しく広がる響きがあってこそ、そのアイディアは実現できると思うのです。

昨日のモギレフスキー先生も仰っていましたが「音楽で一番重要なのはまず響き!」とあり、私の思うところの価値観と共有できる喜びがありました。「アルゲリッチやプレトニョフも響きを大切に考えているから演奏が変わってきている」と仰っていました。

もちろん、そのような考えに対して違和感を感じる方も大勢いらっしゃると思いますが、このことは今までたくさんのロシア人の先生方いらしてくださっておりますが、皆さんがそのように考え、実践しているわけではなく、ロシア人ピアニストでもごくごく限られたピアニストだけが、行っていることであり、ここで改めてネイガウス流派の素晴らしさを実感することが出来ました。

受講曲
ストラビンスキー 「ペトルーシュカ」
シマノフスキ 変奏曲
ベートーヴェン ソナタ「告別」
スクリャービン 悲劇的詩曲、2つの詩曲
ラフマニノフ 協奏曲第3番
シューマン 幻想曲



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