先々週は都内某ピアノ店にて、べヒシュタイン、グロトリアン・シュタインヴィッヒ、ブリュートナーを試弾し、昨日は違うピアノ店で、120年前のニューヨーク・スタインウェイと30年前のニューヨーク・スタインウェイを散々、試弾させてもらいました。
私にとっては非常に貴重な体験であり、それぞれのメーカーの持つ特徴を私なりに感じることが出来ましたので、大きな収穫だったと思います。
また、同じメーカーであっても、基本の響きは共通しているとはいえ、個々の楽器が持つ特性に違いもあり、それをうまくコントロールすることや、その楽器の持つ美しい響きを出すツボのようなものを見つけることは難しくもあり興味深いことでもありました。
総じて感じたことの1つに、鍵盤の深さが1センチあるところ、スタインウェイ以外の楽器は、スタインウェイよりも鍵盤の深いところで音が鳴り出すということです。
これは、私の思うピアニズムの特徴である2,3ミリを狙って弾き出し鍵盤の底まで到達する感覚で弾くということができるメーカーの楽器はスタインウェイしかないのか?という結論です。
他のメーカーの楽器は、私の感覚ではほぼ5ミリあたりを狙って鍵盤の底まで到達するというタッチをする方が、その楽器の良い響きが出るように思います。
ですから、普段、それぞれの生徒がどんな楽器で練習しているかということを知っていなければならず、それはレッスンをするうえでとても大切で重要なことであることを思いました。
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