先週、4月10日、ヤマハ銀座店にて私のレクチャーが行われましたことは、皆さんすでにご存じのことと思います。

あれから、ほぼ1週間が経ち、この間色々なことを考えました。

おそらく、このブログをご覧の方々が多数いらっしゃってくださったと思いますが、当日は何でもキャンセル待ちで入場できた方もいたと聞きました。また、遠路はるばる関西や九州からもいらしてくださったと聞き、大変驚いております。

私は話すことに慣れておりませんので、絶対たじたじになるだろうという予想のもと、当初は10分程度お話しさせていただいて、それから公開レッスンにと思っておりましたが、意外なことに話し始めたら、様々なことが頭の中に浮かんでしまい、時計を見ますと30分も経ってしまい、お話したいことはまだまだたくさんありましたが早々に切り上げました。

その後レッスンに移りましたが、私の生徒ではない桐朋学園大学の学生さんに生徒役になっていただきましたので、私が示唆することをどれだけ理解してもらえ実践してもらえるのかはわからない状態で少々不安ではありました。

しかし、その不安は見事に解消され、とても素直に私の言うことに従ってくれましたのでスムーズにレッスンを行うことができました。

ただ、会場の響きがために鍵盤のそばでは、音色の変化が聴き取りづらく、どれだけ変化したのか?は確認できませんでしたが、後で会場の客席で聴いていた私の生徒に尋ねましたところ、変化があったとのこと、安堵しました。

また、普段自宅のスタインウェイでばかり弾いていますので、久しぶりにヤマハを弾いたので、リハーサルの時間に、その楽器特有の「音のツボ」を探すのに苦労しました。とても素晴らしい最新のCFXという楽器なのですが、メーカーによって、その楽器の基本的な個性というものは違い、その楽器の持っている最高の響きを引き出すのが奏者の使命であり、ヤマハを弾くときにスタインウェイのつもりで弾いたり、スタインウェイを弾くときにヤマハを弾くような感覚で弾いてはならず、その難しさを再認識しましたし、大変勉強になりました。

この日本で、基音ではなく倍音を生み出し、倍音でレガートを行うということは、なかなかご理解いただけないことだと感じておりますが、1人でも多くの方が実際に耳にして、美しいと実感されたとすれば大変嬉しいことです。

改めまして、ご来場くださった方々に御礼を申し上げたいと思います。

ありがとうございました。






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