浜松国際ピアノコンクール。

昨日、6名の本選出場者が決まりました。

ここにくるまでの長期間、出場者も審査員の先生方も大変な緊張を強いられ、お疲れのことと思います。私自身の過去の経験で、マリア・カナルス・バルセロナ国際音楽コンクールの時ですが、日々緊張感の中、授賞式までの約3週間、本当に疲れました。終わった翌日には熱が出て寝込んでしまったほどです。

実力を発揮できた方、またできなかった方、出場者の気持ちとは関係なく、それぞれのラウンドで合否が下されてしまう、なんとも過酷な世界だと思います。

2次から3次に進んだ12名について、個々の感想は控えますが、私の周りでは私自身の思いも重なり、物議をよびました。

1つ感じたのは、出場者それぞれの持つピアニズムは異なり、それぞれのピアニズムを背景として、それぞれのピアニズムから選抜されていたように思います。

私の個人的な趣向はロシアピアニズムですから、そのピアニズムの出場者の中で、非常に立派な演奏をしたにもかかわらず、3次には進めなかった方がいたのは残念には思いますが、コンクールとはそういうものだということを改めて感じた次第です。

仮にもし、ロシアピアニズムだけを評価するとすれば、本選出場者はロシア人だけとなってしまいます。これでは国際コンクールとは呼べなくなってしまいます。

ですから、色々なピアニズムを背景に持った出場者が選ばれなくてはならない、国際コンクールとしては、当然、あるべき結果だと思います。

日本人の出場者の殆どは、ロシアピアニズムではありません。しかし、日本人の私としましては、3名の方が本選に残ったのは喜ぶべきことだと思っております。

内匠慧さん、中桐望さん、佐藤卓史さんのご健闘を祈るとともに、他の外国人の方々も実力を出し切れることを願っております。

あともう少し!あともう少しで終わりますから、皆さん頑張って下さい!!!


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