ショパン エチュード op.25-7
2つの対位法的に絡み合い、その間に伴奏型を挟むという一見簡単そうに見える曲ですが、非常にいい耳の訓練になる作品だと思います。
伴奏を小さく弾くのはもちろんですが、両側の声部を歌わせつつ、左手のスケールのうねり、そして27小節まで持って行く息の長さが必要になります。ショパンの音楽ではスケールで半音などがたくさん含まれますが、一般的にペダルは濁らないように踏み換えると言いますが、それはちょっと違います。ペダルを換えるのではなく、音を溶け込ませるように弾くのです。そこに響きの豊かさがうまれ、音の種類を豊かにしてくれます。ピアノのペダルとは、まさに無限の音色を作り出す装置なのです。
ショパン エチュード op.25-8
この曲も「3度のエチュード」同様、「6度のエチュード」として難しいことで有名です。
第1小節、Es-F-Es-F-Es-Fとメロディーがありますが、これをEs-F-Es-FとEs-Fに意識をわけることと、Esは触れるだけ、Fは鍵盤に少しもたれる、つまり5の指の時に鍵盤にもたれることも大切で、弾きやすくなると思います。これはこの曲全体を通していえることです。このもたれる際に、手首が少しだけ呼吸することも大切です。
例えば、第8小節、Esはおくだけ、Bは奥にもたれ、Gはおくだけ、As奥にもたれ、と交互に手首の呼吸をしていきます。
次は左手ですが、基本的に5の指に重心が来るように、1の指を手首で上に持ち上げておきます。第1小節、第2拍目のEsの音は、1の指を手首から持ち上げて、一瞬もたれて響かせます。その際、押し付けすぎないよう、すぐに手首から腕の重さを逃がします。
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