この曲は「3度のエチュード」として呼ばれ、もっとも難しい曲の1つとして有名です。
一般的な奏法では、指を上にあげるため、3,4,5の指の腱が独立していないと上手く弾けません。しかし、私の思うところの奏法では、腱の独立がそれほどされていなくても弾けますし、表情も豊かになります。
第1小節から第2小節にかけてのトリルですが、手のポジションを考えることが大切です。
上声部Dis-Aの連続ですが、私の場合、黒鍵を弾くDisの3の指を伸ばし気味にして、ほんの少し鍵盤にもたれます。それに対して、Eを弾く5の指はたて気味にして鍵盤に対して触れるだけです。Disの音量を1とするならば、Eの音量は4分の1程度で考えます。その上、Dis-E-Dis-E-Disの5つの音まで一息で弾いて、そこで意識をとりなおして、E-Dis-Eの3つの音を弾くというように1小節を分けて弾きます。次の第2小節も同じようにします。そして、この2小節の間にほんの少しのクレッシェンド、音楽の方向性を示す程度のクレッシェンドをします。このことは全体を通していえることで、黒鍵は鍵盤にもたれ気味に、白鍵は指で触れるだけで弾くと、音色の変化がついて機械的に聴こえなくなります。
残念ながら、この出だしの多くの演奏に見られるのは、粒をそろえ過ぎて呼吸を止めて弾かれることです。そして倍音が鳴っていない場合が多く、そのため機械的、非音楽的になってしまい、聴いている者に指の器用さだけが伝わってしまうことです。音楽として聴こえるように工夫が必要に思います。
第11小節下行音型ですが、指を伸ばし気味にして、手のひら全体で捉える感覚で弾くと手が力まずにすみます。指使いにもよりますが、例えばE-Die-Cisというところを5-4-5で弾くとします。5は鍵盤におくだけ、4は手首で前方に持ち上げ、その高いポジションのおかげで、次の5の指がスムーズに鍵盤におくことが出来ます。
第27小節から第28小節、ここは全部の音を意識するのではなく、上声部のF-E-D-C-H-A-G-Fというように音が響くように鍵盤にもたれます。そして他の音は鍵盤に触れるだけです。
次の第29小節から第30小節は黒鍵が出てきますから、やわらかい響きを出すために、上声部だけ、指先をすぼめて弾きます。
それから、右手のことを優先に考えがちですが、左手を意識することにより、演奏が楽になります。
第3小節、Gis-Dis-H-Fisisの音型を自然なラインが出来るように、特に1の指で弾くHの音の打鍵に気をつけます。あくまでも左手の上に右手があるということを意識することによって、右手の音のタイミングがインテンポではなくなり、呼吸が出てくると思います。
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一般的な奏法では、指を上にあげるため、3,4,5の指の腱が独立していないと上手く弾けません。しかし、私の思うところの奏法では、腱の独立がそれほどされていなくても弾けますし、表情も豊かになります。
第1小節から第2小節にかけてのトリルですが、手のポジションを考えることが大切です。
上声部Dis-Aの連続ですが、私の場合、黒鍵を弾くDisの3の指を伸ばし気味にして、ほんの少し鍵盤にもたれます。それに対して、Eを弾く5の指はたて気味にして鍵盤に対して触れるだけです。Disの音量を1とするならば、Eの音量は4分の1程度で考えます。その上、Dis-E-Dis-E-Disの5つの音まで一息で弾いて、そこで意識をとりなおして、E-Dis-Eの3つの音を弾くというように1小節を分けて弾きます。次の第2小節も同じようにします。そして、この2小節の間にほんの少しのクレッシェンド、音楽の方向性を示す程度のクレッシェンドをします。このことは全体を通していえることで、黒鍵は鍵盤にもたれ気味に、白鍵は指で触れるだけで弾くと、音色の変化がついて機械的に聴こえなくなります。
残念ながら、この出だしの多くの演奏に見られるのは、粒をそろえ過ぎて呼吸を止めて弾かれることです。そして倍音が鳴っていない場合が多く、そのため機械的、非音楽的になってしまい、聴いている者に指の器用さだけが伝わってしまうことです。音楽として聴こえるように工夫が必要に思います。
第11小節下行音型ですが、指を伸ばし気味にして、手のひら全体で捉える感覚で弾くと手が力まずにすみます。指使いにもよりますが、例えばE-Die-Cisというところを5-4-5で弾くとします。5は鍵盤におくだけ、4は手首で前方に持ち上げ、その高いポジションのおかげで、次の5の指がスムーズに鍵盤におくことが出来ます。
第27小節から第28小節、ここは全部の音を意識するのではなく、上声部のF-E-D-C-H-A-G-Fというように音が響くように鍵盤にもたれます。そして他の音は鍵盤に触れるだけです。
次の第29小節から第30小節は黒鍵が出てきますから、やわらかい響きを出すために、上声部だけ、指先をすぼめて弾きます。
それから、右手のことを優先に考えがちですが、左手を意識することにより、演奏が楽になります。
第3小節、Gis-Dis-H-Fisisの音型を自然なラインが出来るように、特に1の指で弾くHの音の打鍵に気をつけます。あくまでも左手の上に右手があるということを意識することによって、右手の音のタイミングがインテンポではなくなり、呼吸が出てくると思います。
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