彼がまだモスクワ音楽院で、レフ・ナウモフ先生に師事していたころで、ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールに優勝した時の演奏です。

彼は、アンナ・マリコヴァ先生と全く同じ、タマーラ・ポポヴィッチーレフ・ナウモフに師事しました。

この演奏の頃は、まだ10代で、日本の音楽大学の学生とは比較にならないほど、レヴェルの高い演奏だと思います。

プロコフィエフの第7番のソナタの第3楽章は、一般的にこの演奏より速いテンポで弾かれますが

昔、タチアナ・ニコラーエワ先生がおっしゃっていたのですが、この演奏のように遅く弾くべきなのです。

なぜならば、この7拍子というのは、兵士が足を負傷して歩いている意味があり、足を負傷した人間が速くく歩けるわけはないでしょう?

とのことでした。

この演奏は、非常に素晴らしいと思います。また、レフ・ナウモフ門下の特徴である、上半身の重みをいかに有効に使うかということが出来ているのが特徴で、肩を緩め、背中ではなくおなかで支え、前傾姿勢で弾いています。

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