先日、私の友人がプレトニョフのインタビューをコピーして持ってきてくれました。その中に、プレトニョフ自身が「私は音楽愛好家です。」という言葉がありました。 
これは、彼の真の気持ちであると思いました。



私自身も、自分自身のことを「音楽愛好家」だと思っております。



現実には、プロとして勉強して、仕事にしていますが、気持ちは「音楽愛好家」、もっと言ってしまえば、ある意味において、アマチュア精神で音楽と向き合っています。



子供の時に、好きで始めたピアノに対する気持ちを忘れたことはありません。



音楽大学に入学した時点で、プロへの道が始まり、もう後戻りできない境遇になったわけですが、周囲はライバルでいっぱいの、ある意味で過酷な環境に身を置こうが、コンクールに挑もうが、厳しい環境の留学をしようが、私にとってピアノの魅力は増すばかりで、現在でも、何か新しい発見はないか?と毎日が楽しくて仕方がありません。



1日10時間練習したとしても、好きでやってきたことですから、他から見れば大変な苦労をしてきたのだろうと思われがちですが、私自身にとっては、その10時間は苦でも何でもなく、ただただ楽しい時間なのです。



特に、このロシアピアニズムと出会って以降、ピアノと対話するだいご味は一層増し、私の中の魂からの喜びを感じることが出来るようになりました。



私は、この喜びを皆さんと共有したいと、純粋に思うだけです。



大きなお世話かもしれませんが、Ⅰ人でも多くの方が、私と同じような気持ちになって頂ければ、こんなにうれしいことはありません。

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