「才能」とは何でしょうか?

一般に、「その生徒には才能がある」という言葉を使う時に多いと思いますのは、音楽に対しての「才能」です。これは狭い範囲で「才能」という言葉を捉えているからです。



しかし、よくよく考えてみると、多種多様な「才能」というものがあり、生徒によって持っている「才能」の種類は違うように思います。ですから、「才能」の全くない生徒はいないと私は思っています。



その生徒の「才能」を見つけ、引き出し、伸ばすのが教師の役目です。しかし、生徒の側も自分の「才能」を認識し、足りないところは努力せねばなりません。そして、自分の持っている「才能」を自分自身で認めることは大切であり、それを自分自身で思えないとすれば、それは謙虚ではなく、そういう意味での「才能」がないとも言えます。



要するに私は、「才能」という言葉を、広い意味で捉えています。



例えば、教師と生徒の間でうまくコミュニケーションをとることも「才能」の1つと考えていますし、生徒の親がどんな考えを持っている方なのかも含めた家庭環境も「才能」の1つと捉えています。



すべての生徒が、演奏家になる必要もなく、またなれるものでもありません。



しかし、演奏家になるには、あるゆる意味での才能が必要となるのです。



厳しいようですが、そのような条件、言い換えるならば「才能」がなくては、例え、演奏においての素晴らしい「才能」があっても、演奏家になるのは難しいことです。

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