ドライブスルー登校 | chipi-mama~重度知的障害児とゆったり暮らすマイホーム~

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重度知的障害児と暮らすマイホームを建てました。2021年4月より施工開始し、2021年9月に完成しました。延べ床面積約29坪の障害児が暮らしやすく親も育児がしやすい、そんな小さな家が出来るまでの過程とその後の暮らし(節約+収納+育児)を書いていきたいと思います!

 

~ちぴの紹介~
現在特別支援学校の小学部4年生うさぎのぬいぐるみ
重度知的障害・自閉症・睡眠障害・発語少々の強度行動障害認定を受けた男の子です。

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重度知的障害児「ちぴ立ち上がる」との暮らし・対策に追われる日常・2021年に新築したマイホームのことなどをブログにしています。

こんにちはニコニコ

新学期が始まり1週間が経過しました学校

ちぴの状態がこんなん下差しだったため下差し

担任の先生と相談して始業式は欠席することにしましたふとん1

とにかく心の安定を取り戻すこと最優先で、午前中は今年最後の庭プールを思いっきり楽しみました浮き輪

これにて今年度の我が家の庭プールは閉鎖となりましたので、しっかり洗って乾かしてまた来年までちぴに見つからないように隠しました真顔
 
 
今日は始業式だというのに在宅ワーク気取ってる人下差し

頼むから出社(登校)してくれ煽り
 
 
先生と事前に打ち合わせし、始業式後に提出物諸々を届けに行って学校の雰囲気を思い出してもらうことに電球
支援学校の昇降口に車を横付けにさせてもらう許可を貰って、午後から先生に会いに行きました車
後部座席のスライドドアをフルオープン状態で、私は先生方と近況報告。
だんだんとちぴがソワソワしはじめ、なんと自分からシートベルトを外して車から降りようかな・降りないかなみたいな位置まで移動してきました歩く
 
「これはイケる」
 
と踏んだ私は、
「よし!ちぴ、一緒に教室まで荷物を置きに行こうよ」
とちぴの手を取り車から降ろそうとしました真顔
 
 
すると逆にちぴに引っ張られて、車の中に引き入れられてしまいました煽り
あれれ?
思ってたんと違うネガティブ
 
 
もうこうなったら、母子分離不安を逆手に取る作戦に変更物申す
 
 
私と担任の先生が楽しそうに会話しながら、ちぴを車に放置して玄関の中へランニングランニング
するとまたもちぴが車から降りようかな・降りないかなみたいな位置まで移動してきたので、すかさず副担の先生が
「ちぴ君、ママと一緒に行ってみる?久しぶりだね!」
なんて優しく声掛けしてくれてママの後を追う流れでスーーーっと校内へINすることに成功バレエ
 
 
 
入ってしまえばルーティンのごとし、ずんずん自分の教室まで歩く歩く歩く
予想していたよりも苦戦せずに教室に辿り着きましたキメてる
教室でしばしお話したりお茶飲んだり絵本読んだりして、泣き出す前に「また明日ね」と先生方とお別れして、良い気分のまま車に戻りました車
 
 
もともとはドライブスルーのように車から降りず昇降口で挨拶だけして帰る予定だったのですが、
母と一緒なら教室に入ることができるとわかったので、先生と再打合わせ物申す
翌日は少しみんなよりも登校時間を遅らせて静かな時間帯に今日と同じ形で入室するという作戦を決行することに上差し
 
 
 
そして次の日晴れ
 
 
バスはもちろんしばらく休むことにして、母と一緒に車を昇降口横づけにして登校立ち上がる
昨日のデジャブかのように、同じような流れで教室まで行くことが出来ました二重丸
問題は母とどう離れるか物申す
廊下を歩いている間、ずっと頭の中で作戦を立てていました。
 
 
が教室の扉を開けた瞬間、お友達からの熱烈な歓迎に会いちぴがニッコニコのご機嫌状態に飛び出すハート
うわー、さすがお友達!偉大なる力だわお願い
熱烈歓迎を受けているのを見計らって「ママお仕事行ってくるね、またあとでねグッ
とさらりと告げて、さささーっと姿を消しましたランニング
 
 
姿を消した先は、相談室ランニングドア
事前の打ち合わせで、ちぴが不穏マックスになってどうしようもなくなる前に帰宅できるよう、相談室で1日待機させてもらうことになっていました。今日という日が成功体験で終わるよう、みんなで考えた作戦ですニコニコ
とりあえず分離に成功し、泣き声は今のところないようだったので、たまっていた役所への提出書類を一気に仕上げました鉛筆

こんなに書くやつある不安
家では座ることが出来ないので、ようやっと落ち着いて書類を書くことができ感謝で泣きそう悲しい
 
途中教頭先生が「今のところ泣かずに過ごせてます」とちぴの様子を報告して下さり一安心スター
と思った瞬間。
聞き覚えのある声がするー耳
 
 
なんとちぴが授業を脱走して、副担の先生と相談室前の広場に散歩に来ていたのですゲッソリ
やべ、見つかったら全て終わる不安
 
相談室のドアはガラスになっている部分があるので、マジで見つからないように腰をかがめて隠れました。
それはもう、ジュラシックパークで恐竜に見つからないよう息をひそめる人間かのように。
 
 
さっさと授業へ戻ってくれと願いつつ、怖いもの見たさでガラスからちょいっと様子を覗いてみると…。
良い笑顔だったんですよほんわか
久しぶりの学校を体全体で感じているみたいな。
それを優しい眼差しで見守る副担の先生。
もう、諸々感動してしまいましたにっこり
 
 

 

学年主任の先生からは

「今日来れたらラッキーぐらいに思っていいんですからねスター

とお言葉を頂いていたんですが、

まさかまさかの給食まで食べて帰りの会のお当番までやって、みんなと同じ時間帯に下校しましたあんぐり

 

 

夏休みほぼ一人で悪戦苦闘していたこともあり、

人様のお力というものを感じずにはいられない1日でした。

付き添い登校は一週間続きました。こんな風にうまく行く日もあれば、泣いてしまう日もあり、家に帰りたくてランドセル背負ったままお給食を食べた日もありましたが、金曜日の下校時にはバスで下校することにも成功し、ようやっと我が家にも日常が戻ってきたかなといった感じです。

とか言いましたが月曜日の朝、バスに無事乗れるかはドキドキですけどね泣き笑い

そして放デイも久々に復活したいびっくりマーク

いろいろスローステップですすめていこうかなと思っています。

ちぴをとりまく全ての人に感謝ですお願い

 

 

ここ1週間しっかりした食事を作る時間がなかったので、時にはかつや下差し

 
時には業務スーパー下差し

温めるだけ、揚げるだけ↓


などなどに頼って過ごしていました。

便利な世の中にも感謝ですお願い

 

 

 

本日も最後までお読み頂きありがとうございましたスター