そうそう、チップの放射線治療計画をまだ書いていなかったので紹介します～。
放射線治療を開始する前にCT画像をとって、専用治療計画ソフトでどこに腫瘍があるか確認。そして、先日紹介した固定具にチップの頭を固定して、固定器具上にマークをして照射位置を決めているそうです。
↓はチップの治療計画時に専用ソフトで作成された画像です。赤いところが「腫瘍」のようですが、チップの場合は昨年１２月にパル動物病院 の古沢先生に手術で腫瘍をきれいにとっていただいていたので、放射線治療直前（１月）に撮影したCT画像では腫瘍が映っていませんでした（少しだけ気になるところはあるようでしたが、非常に小さい・・）。なので、チップの放射線治療を計画する際は、昨年１０月に撮ったCT画像をもとに作成したそうです。この画像を見たとき、びっくりして「チップの鼻にはこんなに腫瘍があるの？」と菅井先生に聞いてみましたが、これは腫瘍の固まりではなくて、以前腫瘍があったと思われる場所を赤色にしているとのことでした。ほっと安心しました！！
↓の黄色ビームは放射線を照射する方向のようです。ちなみに予防として、首のリンパ腺にも少し放射線を照射しているとのこと。
動物の医療も日々進化していますね！！
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