娘にコート | Chipapa の備忘録

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忘却は、人間の味方であり敵であり。。忘れたくない珠玉の思い出達を書いていこう♪

娘@5歳に、私が小さい頃着ていた紺色ウールのコートを着せた。


今時、目にすることの少ない、クラシカルなスタイル。胸の少し下に切り替えがついた、ふんわりしたAライン。前身ごろの中ほどからすそにかけて、雪に降られて立つ木のアップリケ。やわらかい形の取り外しができるフード、普通の丸襟。袖口には、アップリケと同布を使った折り返し。


最近長くなった髪を、きゅっと二つに結んで、お気に入りの茶色のロングスカートに、白いタイツをあわせ、ショートブーツをはいた娘は、なかなかオシャレ。あはは♪親ばか、ばか親だ。


ショートブーツなんて書くとカッコいけど、実は、昨年の売れ残りを半額で買ったもの。いまだに素足にサンダルで飛び回っている娘を見かねて、冬用の靴を買いに行ったら、昨年の売れ残りが半額で売られていた。しかも、男女ともはけるデザイン。上娘がはけなくなったら、下息子にもはかせちゃえ、と、ぱっと飛びついた。でも娘は気に入っているから、それでいい。


この日のトータルな娘の格好を見ると、やっぱ、コートが効いている。今時見かけないもの、こんなシックなデザイン。珍しく、二人で電車に乗ったら、高校生の女の子に、「かわいい~!」って絶賛されたり、年配のおじさんやおばさんに、振り返られたり。娘も、それと気づいたか気づかずか、久しぶりの電車というのも手伝って、終始ご機嫌♪それが、一番ありがたい♪

多分、私の母は、ものもちがいいんだと思う。娘が生まれたとき、私が幼い頃着ていた服を、いくつかくれた。この紺のコートもその一つ。その他に、手編みの赤いセーターとピンクのセーター、赤頭巾ちゃんみたいなフード付きの真っ赤なコート。子供物のクセに生意気な(笑)、トレンチコート。


赤いセーターと、ピンクのセーターは、1歳児くらいのものだったので、娘が1歳くらいの頃、帰省した寒い冬の日に、娘に着せた。今はもう、とっくに、小さくなってしまった。


フード付きの真っ赤なコートは、娘が3歳の頃、着せた。袖にちょっとふくらみが持たせてあって、袖口にかけてドレープがかかって、先がきゅっとしまっている。全体はAライン。なんともなんとも、かわいらしい。真っ赤っていうのもかなりキュート。そのコートを着た娘は、ぱっと目立った。普段行っていた保育園の通園にも着ていたから、コートの下は、まったく何でもない普段着なんだけど、そのレトロなコートだけで、なんか、華やぐ。もっと着せたていたかったけれど、こちらももう、小さくなってしまった。


トレンチコートは、多分、今年か来年が着頃。私は、小学校1年生か2年生の頃着ていた記憶がある。でも、幼い頃の私は、今と同じでものすごく小柄だったけど、娘は大柄だから、多分、幼稚園年中から年長の、今が着頃のはずだ。今度出して、着せてみよう。


こんな風に、自分が着ていたものを娘に、着せられるのは、とっても面白い。嬉しい。ありがたい。取っておいてくれた、母に感謝。


同時に、我々日本人の服飾文化も、欧米のものが入ってきてから何十年も経ち、母から子へ、良いもの(ってほど、まったく高級ではないが、うちの場合。。)は、受け継がれていくくらいの時間がたったのかな、なんて思う。


これについては、長くなるので、また今度♪