この物語は BL創作物語です。
登場人物・団体等は全て架空のものです。
日が高くなったころ
目覚めた
足枷はあるものの
手錠は外され
部屋の中は歩き回れる
だが 何かの薬のせいか?
頭痛がして
思うように動けない気だるさ
動き回ってもいいが
逃げようとするなよ!という警告か?
テーブルには食事が用意してあり
さらにご丁寧に着替えまで・・・
捉えられているにしては
待遇がいいな
ボスは潔癖症なのか?
部屋の外も妙に静かだ
とりあえず
昨日の格闘でかいた汗を
シャワーで洗い流し
食事をとって
いざという時のために
体力温存しておこう
ところで
昨夜僕はあの後
あのボスに
何かされたんだろうか?
全く覚えていない・・・
普通ならこの状態で
無事ではいられないだろう
あのボス
一体何を考えてるんだ?
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とりあえず
今のところ
危害を加えられることもない
捕らわれの身
じたばたしてもしょうがないし
しばらくは大人しくしながら
このアジトの様子を観察するか・・・
身体がだるいし まだ眠いや・・・
その様子を
覗き穴から見ているボス
「ふー・・・」
つづく













