この物語は BL創作物語です。
登場人物・団体等は全て架空のものです。
僕は夢を見た
楽しかったあの頃
いつもショウ兄と一緒で
彼は僕にとって
とても居心地のいい存在だった
ショウ兄の優しい笑顔で
いつも癒された
ショウ兄のことが
大好きだった
ボスが帰ってきた
「おれの猫ちゃんは変わりないか？」
「へい、ボス！
食事も平らげてました！」
コンコンコン
「服は気に入ったか？」
「大人しく俺のものになれば
いくらでもいい待遇を
受けられるぞ」
『俺は知己と
悪を潰す約束をしたんだ！
悪人と仲良くできるか！』
「知己・・・」
『・・・』
「俺はお前が気に入った
一つ提案がある
このゲームに勝ったら
足枷も外してやる
ただし逃げようと思うな
ここは陸の孤島だ」
僕はその条件を飲んだ
とりあえず今は足枷を外すこと！
ゲームは楽勝だった
そういえばこのゲーム
昔、ショウ兄とよく遊んだ
ショウ兄は下手くそで
いつも僕が勝ってたんだ
このボスも
このゲームを選んだ割には弱すぎる
まるで僕を勝たせるみたいに・・・
もしかして・・・
口元の”ホクロ”
他人の空似だとしても
ホクロまでは同じなんて
ありえないだろう
やっぱりボスはショウ兄に違いない！
でも 何で？？？
つづく
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