この物語は、BL創作物語です。
登場人物は、実在人物とは無関係です。
まだまだ浮き沈みがある耀
彼の気持ちが不安定だと感じた時は
何処に行くにも必ず手を繋いで歩く
こうすることで
耀は落ち着いていられる
気持ちの不安レベルは
手を握る力の強さでもわかるし
もう片方の手の落ち着きのなさでも
わかるようになった
彼が喜ぶことと言ったら
相変わらず
僕の食べる姿を見ること
パクつく姿が愛犬を思い出すらしい
祖母からプレゼントされた
唯一の友達だった彼の愛犬
その愛犬が
餌やおやつを食べる姿を
じっと見ているのが
好きだったみたいだ
舌なめずりとかも
似ていると言われた(^▽^;)
まあいいけどね(;^ω^)
僕も動物は好きだ
耀は精神的にひどく疲れるのか
それとも幼児返りの症状の一つなのか
安定剤のせいなのか
とにかく
よく眠くなるみたいで
授業に影響しないよう
昼休みは必ず屋上で仮眠をとらせる
その寝顔は ビデオで見た
子犬時代の耀の愛犬の
無防備な姿によく似ていて
スリスリしたくなるような
愛らしさだ♪
つづく
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