この物語は、BL創作物語です。
登場人物は、実在人物とは無関係です。
双子とわかって
僕は二人の付き合い方を
意識的に変えるようになった
弟の蛍が来た時には
身体を無理しないようにとか
暗闇に一人にならないようにとか
兄の耀の代わりに
弱い蛍を守ってあげなきゃって
常に注意を払う
そして だいたい
屋内でのんびりと過ごすことが増えた
身体が弱い蛍を
できるだけ
疲れさせないように
あの告白とキスのことは
特に触れてない
蛍はあのキスは
僕が気づいてないと思ってるから・・・
僕を見つめる視線は
つい意識してしまうけどね(;^ω^)
耀には3人で遊ぼうって言っても
何故か嫌がる
なんだか最近
拗ねてるように見えるのは
気のせいだろうか?
ある日 蛍が 僕のために
可愛らしいパンダちゃんのケーキを
作ってくれた
日ごろのお礼だって
『これ、耀には内緒だよ!』
耀が知ったら嫉妬するからって
食べるの勿体ないくらい
可愛くできてたよ
嫉妬するって
可愛い弟が兄の自分より僕に尽くしてるから?
今までずっと自分が守ってきたからかな?
別に弟を取り上げたりしないのにね
(;^ω^)
僕にとっては二人とも大切だから
兄弟げんかはしないで欲しいな
つづく
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