この物語は、BL創作物語です。
登場人物は、実在人物とは無関係です。
『昨日はごめんね、
でも来てくれてありがとう』
「暗所恐怖症だったんだね
言ってくれればついて行ったのに!」
『克服しなきゃって思って
少しづつ努力してるんだけど
やっぱ、まだだめだった・・』
『昨日のお礼に今日は僕がおごるよ!』
あんぐっ
「きびぼはへはら?(君もたべたら)」
『うん、君のおいしそうな顏
全然 飽きないね』
「君のおすすめのお店は
いつもはずれがないね
どうやって見つけてるの?」
『食べログ!』
「ふー、調子に乗って
食べ過ぎたかも」
そんな優を見て
耀は嬉しそうに微笑んだ
ある日
一緒に勉強する約束をしていた耀は
雨の中 生徒会が終わる優を待っていた
「耀!お待たせー!」
「中で待ってたら良かったのに!」
『雨が落ちてくるのを見てたんだ』
仲良く優の家へと向かう二人
『今度の試験の範囲は~』
「覚えとくようにってとこ
やっときゃいいか~?」
『そだね♪』
「よーし!今日はここまで!
ジュース飲むでしょ」
そういって立ち上がり
鼻歌を歌いながら
おやつの準備をする優
そんな優の姿を見ながら
耀が話しかける
『ねえ、優・・・
僕は君が好きだよ・・・君は?』
「もちろん僕も君のこと好きだよ!」
「あ、明るくなってきた!
雨が止んだみたいだ!」