この物語は、創作物語です。
登場人物は、実在人物とは無関係です。
このシリーズ
の最初のバージョンの続きを作ってみました。
プロローグ
大好きだった彼の笑顔は
いつまでも忘れない！
ある日
街中の人ごみで見かけた
彼とそっくりな人
「あ・・・」
僕は彼を追いかけたが
残念ながら見失ってしまった
会いたいという気持ちが見せた
幻だったのだろうか？
翌日
TVを見て驚いた
彗星のごとく現れた
謎のモデル
一時期活動を停止していたが
最近仕事に復帰！
何処の誰かは一切明かされていない
この”Z”というモデルは
今 話題の人となって
世間を騒がせている！
え？ 昨日見かけた彼？
僕のDDは事故に遭ってしまったから
詳細は告げずにモデル活動は断ったのに
そっくりな誰かが
僕のDDのふりをして
モデル活動を始めたのか
「博士！びっくりする客が
面会に来てますよ」
びっくりする？誰だろう・・・
え
まさか！ そんな！
gē ge (がが)
「哥 哥 」(兄さん)
「・・・って呼んでもいい？」
そう言って
物怖じせず微笑む彼
一瞬声がでなかった
それから彼は
もったいぶるように
会いに来るたびに
現れた経緯を語る
「哥哥！僕は知ってるよ！」
「僕とそっくりな
ＡＩロボットを作ったこと」
「・・・！」
「事故で壊れちゃったのに
どうして再生しなかったの？」
「・・・」
「でもおかげで僕はそれを利用できた！
彼のふりしてモデルになれた
」
「なぜそんなことをしたかって？
そうすればあなたが
見てくれると思ったから」
「僕は随分前から
あなたを知ってる！」
「海外の画廊でね・・・」
「あなたは
僕にそっくりな人の写真を
ずっーと眺めてたでしょ？
僕もその時
陰からあなたをずーっと見てたんだ！
あなたが写真の彼に一目ぼれしたように
僕はあなたに一目ぼれした！」
「でもあの写真は残念ながら僕じゃない
何十年も前の写真だから・・・」
だけど
実はあれ
僕の祖父だよ！
だから 僕の事
好きになってくれるでしょ？
新たな二人の物語が始まる・・・
完
最後までご覧いただき
ありがとうございました<(_ _)>
またのお越しをお待ちしております(*^-^*)
7話からの別バージョンです
