本日、二俣城の発掘調査現地説明会に行ってきました。
昨年9月に行って、今回が2回目の参加になります。
前回のブログはこちら。
前回、「なんて丁寧な説明会なんだ!」とべた褒めしましたが、今回も丁寧で分かりやすかったですよ^^それに加え、二俣城への熱い想いも感じました!
さて、今回の発掘調査区域はこちら。

すばらしく適当な図(笑)
発掘調査地のだいたいの場所が分かればいいんで、こんなもんでいいでしょう。
今年度は、西曲輪の西側と、蔵屋敷の西側を調査したとのこと。
1.西曲輪西側の調査
昨年度は、西曲輪の南側で、高さ5.5mの織豊期の石垣が検出され話題になりました。
今年度は、西側の石垣の有無を調査したとのこと。その結果……

一部分ではありますが、石垣が検出されました!!上の写真のように、石垣の3段目から4段目までが検出されています。
これによって、西曲輪の南側も石垣があったことが明らかになりました。
「二俣川(現在は住宅地)と天竜川の合流地点にあたる西曲輪に石垣を設けている。綺麗に見せている。他の誰かに綺麗に見せたいというアピールの意味があったのでは」と担当者の方。

石垣検出部の真上にあたる部分では、石垣の裏込めが検出されていました。
2.蔵屋敷の調査
続いて蔵屋敷の調査。
蔵屋敷西側では、斜面調査と曲輪端部のトレンチ調査を実施して、石垣の有無を調査したとのこと。
また、そのそばにある土塁にもトレンチを入れ、二俣城当時のものか調査したとのことです。
まず、石垣の有無についてですが……、

このような感じで石が検出されていました。
ただ、西曲輪に比べて石垣の並びが悪く、蔵屋敷にも石垣があると見ていいかどうか、今後の調査の課題としたい、とのことです。
また、トレンチでは裏込め石が検出されていました。
こちらも二俣川から見える位置にあるので、もし織豊期の石垣であるとすれば、西曲輪の石垣と同じ意味合いを持っていたのではないか、とのことです。

土塁については、土を盛っている様子がセクションから見ることができました(上の写真の茶色の層だと思う…)。
ただ、版築はされておらず、強度は弱い。説明会の資料では、「人為的な盛土は確認されず、過去の造成の際に掘り残された部分の可能性もあるます」と記されていました。
という感じでした!
織豊系城郭としての二俣城の姿が明らかになっている、と言えるのではないでしょうか^^
今後の調査に期待ですね(`・ω・´)