2015年もあとわずかになりましたね。
おかげさまで忙しい日々をおくっております。そのため、あまり城と関わることができない状態が続いています。
まあ、色々とあったので、これからは焦ることなく、在野でのんびりやっていくつもりです。
辛口ですけどね^^
「杉山城問題」以来、城研究は各分野それぞれの研究方法の見直しと再構築に走っています。
2015年もその傾向が顕著でした。もう何年たつのでしょう?城の愛好家が多すぎて、城の研究者が少なすぎる。この傾向は来年も続くことでしょう。
2015年、『城館と中世史料』という本が刊行され、城研究における文献史学の現在の研究レベルが示されました。
おそらくみなさん思っていると思います。ああ、まだこのレベルなのかと。
そう、文献史学の城研究は、1984年の井原今朝男氏の指摘以来、あまり進展していません。今回の本でも、城に関連する用語に地域性があることが分かったくらいかな。
まだまだ基礎作業が必要です。もっと史料を読みこむ。政治史において二次史料として扱われる軍記物も、言語学から見れば一次史料足り得る。広い範囲から用語を集積し検討することを願っています。
個人的には、戦国前期にこだわる前に、まず戦国期の「城」とは何か、概念提示してもらいたいものですね。
それでは、よいお年を。