第6章《トレーナーから逃げろ!トキワシティで大混乱!?》 | 白狐の気まぐれブログ《ポケモン小説》

白狐の気まぐれブログ《ポケモン小説》

毎日更新する日もあればしない日もある気まぐれブログです。
現在はポケモン小説も載せています。
コメントよろしくお願いしますね♪

フレイム★は新たに仲間に加わったピジョンのラッシュ★と次の町・トキワシティに向かっていた。
『フレイム★見て!トキワシティだーい』
ラッシュ★が空からフレイム★に声をかけた。フレイム★はまっすぐ見つめた。たしかにポケモンセンターやフレンドリイショップ、トレーナーハウスなどが見えた。雰囲気はマサラタウンとは全然違っていた。
『わあ~♪人間がいっぱい!』
『人間...』
ラッシュ★は町中で沢山の人間を見て嬉しそうだが、フレイム★は少し不満げだった。
『ラッシュ★~。さっさと次の町に行こーよ』
『えー?まだ来たばっかだろ?私は少し休憩したいのだ』
少々せっかちなラッシュ★はフレイム★の意見に反対した。ポッポからピジョンに進化したとたんせっかちでクールになったラッシュ★。フレイム★は機嫌が悪くなった
『なあ、もっと近くで見てみよう!』
『危ないよ~。人間に近づくと厄介だ。』
『なあ、どうしてフレイム★は人間が嫌いなんだ?』
『僕の友達が一度捕まったから...僕も...捨てられたから。』
フレイム★はマサラタウン側の空を見ながらこう呟いた。ラッシュ★は少しフレイム★を見つめ、下を向いた。勿論、ラッシュ★には悪気はなかった。
『なあ、その友達は...もしかして、バードたちに話してた"フリーザー"って奴か?』
『うん。良いこでね。勇敢なんだ』
『私も会ってみたいものだな。』
二匹は少しずつ話始めた。
と、そのとき人間の声が近くで聞こえた。
『ニドラン♂!ニドラン♀!ダブルで【どくばり】だ!』
『ラウラウ~!』
『ニウニウ~!』
フレイム★とラッシュ★は間一髪のところで技をかわした。
『トレーナー!?』
二匹は同時に声をもらした。
『ヒトカゲにピジョンか...。珍しいな。ゲットしてやる!』
『えぇー!?』
二匹はトレーナーの発言にビックリし、逃げ出した。
『ニドラン♂!ニドラン♀!追うぞ!』
『ラウラウ!』
『ニウニウ♪』
トレーナーとダブルニドランも後を追った。トキワシティは対して広くないが、建物や民家が多いので迷路のようだった。
『後を追ってくるよー!ラッシュ★!空からあいつらの様子を見て!』
『了解だ!任しておけ』
ラッシュ★は上空からトレーナーたちの様子を見た。トレーナーたちはすぐそこに迫っていた。
『フレイム★!右に曲がれ!来るぞー!』
『えー?ラッシュ★、よく聞こえないよ』
『右だ右!』
ラッシュ★が声をかけたがフレイム★は一向に右に曲がらない。聞こえないようだ。トレーナーは目の前で走っているフレイム★を見て、ニヤッと笑った。そして、ダブルニドランに指示を出した。
『いけ!【どくばり】!!』
二匹の【どくばり】がフレイム★に向かって勢いよく飛び出した。
『【ふきとばし】!!!』
上空からラッシュ★が【どくばり】を吹き飛ばした。フレイム★はほっとした。だが、ラッシュ★はかなり怒っていた。
『私は何度も右だと叫んだぞ!聞こえないのか!?』
『だって...』
二匹がケンカしているときにもダブルニドランは攻撃してきた。
『だいたいラッシュ★がトレーナーに近づいてたからこんな風になったんだ!』
『私は人間というものを見たかっただけだ!』
『その興味津々さが裏目に出たんだ!』
『フレイム★が弱虫だからなんの知恵もないんだ!』
二匹は口喧嘩しながらも技を放ち、対抗していた。だが、ダブルニドランのコンビネーションに比べ、此方のコンビネーションはバラバラだった。
『そこで【つばさでうつ】を使え!』
『何故【メタルクロー】を使わない!?』
二匹のバラバラなコンビネーションを見破ったニドラン♂は隙を見て、攻撃を仕掛けた。
『ラウラウ!!』
【にどげり】がフレイム★に命中し、近くの木に蹴り飛ばされた。
『カァゲ...』
フレイム★が体を起こした。そのとき、トレーナーが叫んだ。
『いけぇ!モンスターボール!』
トレーナーが投げたモンスターボールがフレイム★の頭を軽くポンと弾いて開き、フレイム★は吸い込まれるようにモンスターボールの中へ。
『!?』
ラッシュ★は声が出なかった。
モンスターボールはチカチカと点滅していた。