こんにちは、シンタ マニです。
更新の間隔があいてしまい
申し訳ありません。
12月は、師走と言われるだけに
やはり忙しいですよね。
今日は、セフェム系抗生物質について
書いてみたいと思います。
セフェム系抗生物質って、
私は個人的にはあまり効かない
イメージがあります。
やはり、抗菌スペクトラムが狭いのと
耐性菌の出現の相手がだいたい、
このセファムであることが多いからです。
私は最近、セファム系の抗生物質を
使う機会があって、使ってみたら、
意外に切れ味も良くて効いたので
効くセファム系もあるんだと再認識したところです。
セファム系は、セファロスポリンと言われることがあり、
Wikiでもセファム系ではなく、セファロスポリンで
上がっていました。
Wikiより
セファロスポリン（Cephalosporin）は、
β-ラクタム系抗生物質の一つの種類で、
セファマイシン類やオキサセフェム類と共に
セフェム系抗生物質と総称される。
ベータラクタム環（四員環ラクタム）に
ヘテロ六員環がつながった形をしている。
抗菌力・抗菌スペクトルの改善が重ねられて
きたため、現在では多種多様なセフェム系
抗生物質が販売使用されている。
消化管吸収は一般に良く、副作用が
少ないため頻用される。
その反面、耐性菌の出現が問題となっている。
まぁ、イメージ通りの説明ですね。
でも、セファム系ってどうやって開発されたんでしょう
と思って読み進めると
Wiki続き
セファロスポリンが最初に単離されたのは、
サルデーニャ島の排水溝で採取された
Cephalosporium acremoniumの培地から
1948年にイタリア人科学者
ジュゼッペ・ブロツにより発見された。
彼は、腸チフスの原因となるチフス菌に
対して効果がある物質を産生する培地に
注目していた。
1960年代にイーライ・リリー社により
セファロスポリンは上市された。
他の多くのセファロスポリンの開発は抗菌剤の
年表に詳しい。
イタリアのサルデーニャ島の排水溝で
採取された
というのがポイントですね。
私が最も世界に貢献した抗生物質として
上げるとしたら、
イベルメクチン（ストロメクトール）と
言うと思うんですが、
イベルメクチンも
ノーベル賞を受賞した大村博士が
静岡県のゴルフ場で採取された
土壌の中に放射菌が放出するアベルメクチン
（エバーメクチン）を発見したことにより
開発に至ったわけです。
また、熱帯地方の原虫由来の熱病などや
私達がいつも怪我をした時などに
お世話になっているクロマイPの
原材料、クロラムフェニコールは、
南アメリカのベネズエラの土壌から
発見された放射菌が放出する抗生物質が
由来です。
クロラムフェニコールは、グラム陽性菌、
グラム陰性菌、スピロヘータ、リケッチア、
クラミジアに有効で、
広域性抗生物質と呼ばれるほどの
抗生物質の王様と呼びたくなる存在です。
これらの神っている抗生物質が
見つかった場所が決して
衛生的な場所ではないという点が
共通していますね。
神様は人間に悪さをする原虫やバクテリアを
退治する優れた抗生物質を
配水溝やゴルフ場、ベネズエラの土壌の
中に隠されているわけです。
ちょっと長くなったので続きは次回に。
Wikiより転載
セフジニル（Cefdinir、商品名セフゾン）とは、
第三世代セファロスポリンに属する抗生物質である。
日本では第三世代セフェムと呼ばれることも多い（いずれも
セファロスポリン参照）。この薬剤は半合成で作られ、
広い抗菌スペクトルを持っている
Wikiより転載
セファレキシンは、多数の細菌感染症に用いられる
抗生物質である。グラム陽性菌と一部のグラム陰性菌の
細胞壁の成長を攪乱（かくらん）することにより殺菌する。
セファレキシンは第一世代のセファロスポリンの
β-ラクタム系抗生物質である。
ベストケンコーのオルトラム（トラマドールジェネリック）200mg