こんにちは、にょいほうじゅ、です。
前回の続きを書こうとしていますが
その前に過去のことを再び書くことにしました。
私は、母と父を癌で亡くしましたので
そのときからずっと、
ミラクリッドのことを考えていました。
最初は、母の子宮がんのときに、
子宮が悪性腫瘍で
完全にふさがれてしまっていましたので
子宮を取り除くしか手がなかった状態でした。
子宮を取り除いたあとは、抗がん剤を
行なうという予定になっていました。
そこで、私は、子宮を取り除くのは
仕方ないにしても
抗がん剤は何の為に使うのか、
ガンの知識ゼロのときでさえ
そういう疑問を感じていました。
主治医の説明では、子宮を取り除いても
取り切れない癌細胞が残っているので
抗がん剤で癌を叩く、
という説明でした。
でも、子宮切除して癌が治らないなら
抗がん剤で、残りを取り除くことができるのか、
疑問を感じました。
抗がん剤って
体内に癌があるときに使うものですから
悪性腫瘍を取り除く前に使うのは
わかりますが。
外科手術のあとに、抗がん剤を使う、
というのは、ちょっと理解しづらく感じました。
今はそのときより多くの知識をつけましたので
外科手術のあとに、抗がん剤を使う、
というのは
私が身内なら、もう二度とさせませんけどね!
そのときに、抗がん剤の点滴ではなく、
急性膵炎に使われる
ミラクリッド=ウリナスタチンの
点滴を使いたいと医者に申し出ましたが
「やれることは何でもしますよ」、
と言いながら、結局、
ミラクリッドは標準治療ではない(からできない)
という説明もなく、
手術から1ヶ月後に抗がん剤を使って、
使った翌日には、母は脳梗塞で亡くなりました。
手術で体力を使い果たしていたところに
細胞毒である抗がん剤を使った為、
抗がん剤が血液脳関門をつき破って脳にまで
達してしまった。
と今では、理解できます。
一方、父は肺がんで、
腎臓機能が元々、弱っていた為に
抗がん剤が使えなかったという
幸運に恵まれました。
おかげで癌との闘病生活は長く続いたのですが、
肺がんによる咳がひどく、夜も眠れないほどで
どんどん体力を落としていき、
あるとき、大量の下血をしてしまい、
死期をさまよいました。
しかし、下血で体内から
かなりの量の血液を失われたとき、
肺がんによる咳は、ぴたりと止まり、
二晩、目も覚まさない状態で
真っ青な顔でいましたが、回復に至りました。
しばらく、回復過程において、
咳は出ていなかったのですが、
ご飯が食べられる状態になると
また止まらない激しい咳が1日中となる状態になり、
また下血、これを繰り返しました。
このとき、私が気付いたことは
以前にも書きましたが、
体力が弱ると、癌も弱る
ということです。
体内の細胞も癌細胞も
人間の生体内に存在するものであり、
栄養は体内から得ているのです。
体内の栄養が細れば、体力も落ちますが
癌の勢力も落ちるのです。
当然、癌細胞による腫瘍の成長速度も
落ちることになるのです。
ほとんどの過去に開発された
抗がん剤は、この患者の体力を落として
腫瘍の成長する力を奪い、腫瘍が小さくなったことを
エビデンスにしています。
アブラキサンやパクリタキセルなどの
タキサン系抗がん剤は、
イチイ科イチイ属の植物である
イチイの樹皮から取れる
アルカロイド(細胞毒)を利用していますね。
一方、イリノテカンや ジェムザール(ゲムシタビン)、
TS-1(テガフール・ギメラシル・オテラシルカリウム)、
ゼローダ(カペシタビン)等はフッ素化合物である
フルオロウラシル(フッ化ピリミジン系)の
代謝拮抗剤といわれる
DNA合成を阻害する細胞毒です。
それと、これも良く使われます
シスプラチン
これは、説明するまでもなく白金製剤です。
白金はプラチナで、
銀色に輝く美しい貴金属ですが
重金属であり、フッ素化化合物と同様に
DNA合成を阻害し、
重篤な腎毒性を有する細胞毒です。
このように、著名な抗がん剤は
ほとんどが細胞毒であり、
その毒性でヒトの体力を
奪い、腫瘍の成長速度を弱らせることで
腫瘍を小さくしたりますが、
元々、腫瘍をなくする力を有しているわけではありません。
つまり、『腫瘍を小さくした』、という
エビデンスはありますが
癌を寛解したというエビデンスは、、、ない
お薬であるということ
この点が重要です。
そのために、本当に治療できるお薬を
癌の臨床の現場で使っていないことが
癌で亡くなる人が減るどころか
年々、増える一方なわけだと思う次第です。
CHELA-DETOX(チェラデトックス)は
鉛や水銀などの重金属を体内より
取り除く働きを促進するための、
重金属解毒剤です。
イベルメクチンクリーム:
抗寄生虫薬のイベルメクチン、その外用治療薬が
メトロニダゾールクリームより
抗炎症効果があるという
論文も出ています。
メトロニダゾゾールクリームは日本でも
癌の腐敗臭のために保険適応薬として
発売されています。